初めまして、「マーケティング初心者の教科書」を制作しました、株式会社キヨスルの松本と申します。
株式会社キヨスルは主にGoogleやMetaなどのデジタル広告の運用代行を行っています。運用代行、レポーティング、フィードバックから改善、さらには新たな販促手段や新商品のご提案などまで行う、コンサルティング会社です。
マーケティング初心者の教科書の趣旨
長年、Web広告を通してWebマーケティングの業界に身を置いていますが、今でもよく聞くのが「マーケティング部に配属されたけど、誰も何も教えてくれない」というものです。先輩もマーケティングについて教えてもらっていない、上司もマーケティングをやってきたわけではないから、何を教えていいのかわからない…そんな状況のマーケティング部の話をよく聞きます。
そしてマーケティングについて知ることができないままでいると、広告代理店の言いなりになってしまいがちです。「広告費用が足りないから、増額しましょう」という提案を信じて広告費用を上げたけれども、結果的に成果は上がらなかった…なんて言うことも多々聞きます。
広告代理店も商売ですから、少しでも利益をあげようとします。デジタル広告の場合、一般的に広告費が上がれば上がるほど、手数料もあがります。ですので、広告代理店が広告費を上げる提案をするのはおかしなことではありません。
問題は「なぜ広告費を上げると良いのか?」という判断ができないことです。広告代理店に「なぜ広告費を上げると良い成果につながるのですか?」と質問し、施策内容について、ディスカッションすることができれば、このような広告費を上げたとしても、より良い成果を出すことにつながる可能性が高まります。
対象の方について
特にWebマーケティングの世界は新しいこともあり、何をどう学ぶべきなのかが体系立てられていません。そのため、何から学ぶべきなのか、どこまで学ぶべきなのかがわからない方が多いと思います。
マーケティング初心者の教科書は、「マーケティング部に配属されたばかりの人」と「これからマーケティングを始めようとしている人」を対象にしています。この教科書で学ぶことで、マーケティング担当者としての第一歩を踏み出せるはずです。
そして、広告代理店や制作会社の方々とディスカッションを行い、より良い施策を行えるようになることが、この教科書の目標です。
もちろん、それ以外の「マーケティングを学びたい方」にも活用していただけます。ぜひこの教科書を通して、日本でもマーケティング的思考ができるビジネスマンを1人でも多く誕生させられるなら、この上ない喜びです。
最初に学ぶのは、フレームワークではなく「自社」
最初に学ぶのは、自社のことです。この教科書は、次の流れで進みます。
- 自社を知る(第1章)
- ビジネスの全体像、数字、外から見た自社、今やっている施策を調べます。
- 足りないものを見つける(第1章-5)
- 調べたことを見比べて、足りないものを見つけます。
- 足りないもののために学ぶ(第2章以降)
- 必要な知識を、必要な順番で学びます。
おすすめの読み始め方
- ご自身の会社(勤務先や担当する事業)がある方:第1章「まず自社を知る」から読み始めてください。
- 学生の方や、まだ自社がない方:第2章から、順に読んでください。
第1章では、各項目に記入シートを用意しています。印刷して、書き込みながら進められます。