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はじめに

  • はじめに

第1章 マーケティングについて

  • 1 マーケティングとは
  • 2 マーケティングの領域
  • 3 自社を知る、競合を知る、顧客を知る
  • 4 風向きを考える「PEST分析」

第2章 具体的な施策について

  • 1 顧客のステージ
  • 2 各ステージでの具体的な施策
  • 3 代表的な施策
  • 4 刈り取りだけでは枯れてしまう

第3章 覚えておきたい専門用語

  • 1 ステージ別、頻出の専門用語
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  • 第1章 マーケティングについて

3 自社を知る、競合を知る、顧客を知る

< 1 min read

「マーケティングが幅広いのはわかったけど、じゃあ何からしたらいいの?」と思われたのではないでしょうか?

古代中国の孫氏はこう言いました。「彼を知り己を知れば百戦殆からず(かれをしりおのれをしればひゃくせんあやうからず)」と。「敵と自分の状況を正しく把握すれば、何度やっても戦いには負けない」という意味になります。

マーケティングも同じです。自社の事と競合他社の事、そして顧客の事を正しく把握すれば成功がグッと近づきます。そのために利用するのが3Cというフレームワークです。

  • Company(自社)
    • 自社の強みは何ですか?武器は何ですか?
  • Customer(顧客)
    • お客様はど人か?どう言うニーズを持っているか?
  • Competitor(競合他社)
    • ライバルの会社はどこか?どんな強みを持っているか?

この3つの視点から考えます。

まずCustomer(顧客)から考えましょう。顧客を中心にして考えることを「マーケットイン」と言います。どのようなお客様が自社の商品を購入してくれているのか?できる限り具体的に用意します。

その際、「ペルソナ」を設定すると、関与する人たちの意識を統一しやすくなります。ペルソナは典型的な顧客の1人をできる限り具体的に表したものです。年齢、性別、住所、家族構成、年収、趣味、特技、1日のルーティン、イメージ写真など、できる限り具体的な1人のユーザーを設定しましょう。

より細かく具体的に設定することで、どういう人なのかという意識をチームやクライアント、外部パートナーと共有できます。ペルソナを中心として施策を考えることで、関係者の意識のズレをなくしましょう。

具体的なペルソナの例
ペルソナの例。かなり細かく設定することで、チームの意識が共有されます。

次にCompetitor(競合他社)について考えます。詳細な商品や企業戦略・戦術などについてまではわかりませんので、表面的な情報でわかる範囲から考えます。この時に4Pを使って考えてみましょう。

  • Product(製品・サービス)
    • どんな特徴の商品か、どんなパッケージか、誰に向けた商品か
  • Price(価格)
    • 通常価格は?キャンペーン価格は?仕入れはどのくらいかかってそう?
    • 単品購入か?サブスクリプションか?
  • Place(流通)
    • どこで売られているか?
    • 実店舗か?自社サイトか?楽天・Amazonなどのモールか?
  • Promotion(広告宣伝)
    • どういう宣伝をしているか?CM?ネット広告?YouTuberコラボ?

最後にCompany(自社)について考えます。自社もCompetitor(競合他社)で考えたように、4Pを使って考えると、競合他社との差別化要因や特徴の違いがわかります。そしてどの部分がCustomer(顧客)に響いているのか、ペルソナの気持ちになりきって考えましょう。そうすれば、より顧客に選ばれる商品・サービスを作る事ができます。

  • Customer(顧客)が求めていて、Competitor(競合)が提供できていないものは?
  • Company(自社)だけが提供できる強みは?

上記の答えを3C分析で見つけてみましょう。顧客が求めているけれども、他社は提供できず、自社だけが提供できる何か…これをマーケティング用語で**KBF(Key Buying Factor=購買決定要因)」**といいます。顧客が他社でなく、自社を選ぶ決定的な理由のことを指します。

自社のことだけでなく、お客様のこと、そして競合他社のことも調べることで、適切なマーケティング施策を選択することができるでしょう。

考えてみよう

あなたの会社もしくは部署のプロジェクトで取り扱っている商品・サービスについて、3C分析を行ってみましょう。

その際、まずはCustomer(顧客)→Competitor(競合)→Company(自社)の順で考えてみましょう。

Customer(顧客)については、実際に商品・サービスを購入してくれている人を思い浮かべながら、具体的なペルソナを考えてみましょう。

Updated on 2026年6月17日

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2 マーケティングの領域4 風向きを考える「PEST分析」

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