デジタル広告だけではないですが、何らかの施策を行った際によくある改善ポイントをご紹介します。
1 アクセスが増えただけの事例
SEO対策を行うと、とあるコンテンツが当たって、劇的にアクセス数が伸びることがあります。またSNS広告を出すことで、広告からの流入が劇的に増えるということもあります。その他にもマスコミに取材されたり、メールDMなどでもアクセス数を一気に増やせることがあります。
アクセス数が増えることは悪いことではないですが、肝心のコンバージョンが全く増えないということがあります。これは本当によく見かける事例で、アクセス数を増やすことが手段から目的になってしまう事例です。
本来、ビジネスはコンバージョン(注文や見積依頼等)を増やすことで、売上・利益を伸ばしていくことが目的です。しかし、コンバージョンを増やすというのは簡単にはできません。しかし、アクセスを増やすのであれば比較的容易に行えます。広告費を大量にかければ、「アクセスだけ」を伸ばすのは簡単なのです。
マーケターとしては最終ゴールである**「コンバージョンを増やして売上・利益を伸ばす」**、ということを忘れずに、施策実行を行いたいものです。
2 ターゲット以外も集客してしまう
1の事例とも関連していますが、関係のないターゲットも集客してしまうことがあります。
特に気をつけたいのが広告によるものです。例えば地域密着でビジネスをしている不動産事業者の方が、「全国」に広告配信してしまうことがあります。遠方のお客様から連絡がきても対応できないため、無駄でしかありません。
この場合も全国に広告を出しているため、アクセス数自体は大きく上がります。「アクセスは多いけど、コンバージョンは少ない」と言う状況で、広告費だけがかかってしまいます。
3 いきなりテレビCMやタクシー広告を行う
「最初は顕在客から狙う」と申し上げました。しかし大きく儲けたりすると、テレビCMなどを考える方がいます。これも失敗しやすい事例の一つです
テレビCMやタクシー広告は「潜在客」を狙うための施策で、「認知」や「興味関心」を増やすために行われます。ですので、認知や興味関心は増えますが、そこから購入や問い合わせなどが劇的に増えることはありません。
加えて認知獲得広告は非常に費用が高いことが特徴です。何百万円もするような広告を打ったのに成果がなかった…と言うこともありえます。
原則である「最初は顕在客から狙う」を徹底することで、コストパフォーマンスやタイムパフォーマンスを上げることができるでしょう。
考えてみよう
過去に自社で行ったけれどもうまくいかなかった、失敗したと思われる事例を先輩や上司から聞き出してみましょう。
その際、「何が失敗の原因だったのか」「どうなれば成功できたと思われるか」を考えてみましょう。