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title: 2 マーケティングの領域
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updated: "2026-10-15"
category: 第2章 マーケティングの全体像
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# 2 マーケティングの領域

この教科書を見るまでは「マーケティング＝広告宣伝活動」と考えていた人も少なくないのではないでしょうか。確かに広告宣伝活動はマーケティングの一部です。

「どこまでがマーケティングの領域なのか」と思われる方におすすめのフレームワーク（思考法）があります。1960年代にマッカーシーというマーケティング学者が提唱した「4P」という考え方です。4Pはそれぞれの要素の頭文字をとったものです。

- **Product（製品・サービス）**
- **Price（価格）**
- **Place（流通）**
- **Promotion（広告宣伝）**

この4Pはマーケティングミックスとも呼ばれ、マーケティング戦略を考える際の基本の要素になります。4つの要素を上手にミックスすることが重要で、例えばProduct（製品・サービス）があまり良くないのに、Promotion（広告宣伝）に力を入れてもうまくいきません。逆にどんなに商品が良くても、Price（価格）が高すぎれば、誰も購入してくれないでしょう。

この教科書の例に登場する、ギフトに強い架空のお茶屋さん「はなまる茶房」を、4Pに当てはめると、次のようになります。

| 4P | はなまる茶房の例 |
| --- | --- |
| Product（製品・サービス） | 飲み比べギフトセット |
| Price（価格） | 3,000〜5,000円 |
| Place（流通） | EC、店舗、百貨店の催事 |
| Promotion（広告宣伝） | SNS、チラシ、ギフト特集ページ |

※第1章を読んだ方は、第1章-1のビジネス全体図シートの「何を」「いくらで」「どうやって」が、Product・Price・Placeにあたることも、確かめてみましょう。

4Pはまさにマーケティングの領域が幅広いことを示しています。広告宣伝だけではなく、販売価格やキャンペーン価格も考えなければならないし、商品をどこで売るのか（Place）についても考えないといけません。さらに製品・サービスそのものの改善もまた、マーケティング活動なのです。

このようにマーケティングは広告宣伝だけではありません。売れるために製品・サービスそのものまで考えるほど、マーケティングの領域は幅広いのです。

4Pは、第5章でくわしく学びます。ここでは、マーケティングの領域が広いことを知っておきましょう。

## **やってみよう**

自社（または好きなお店）の商品を1つ選び、4Pを一言ずつ書いてみましょう。

- Product：何を売っているか
- Price：いくらか
- Place：どこで売っているか
- Promotion：どうやって知らせているか

書けたら、「いちばん弱いもの」「考えていなかったもの」に印を付けましょう。広告宣伝だけを考えていた人は、ほかの3つが空欄になるかもしれません。

### 答えの例（はなまる茶房）

いちばん弱いのは Promotion です。SNSとチラシだけで、「ギフト お茶 おすすめ」と検索する人に出会えていません。
