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title: 1 自社を知る、競合を知る、顧客を知る
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updated: "2026-10-09"
category: 第3章 市場と顧客を知る
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# 1 自社を知る、競合を知る、顧客を知る

「マーケティングが幅広いのはわかったけど、じゃあ何からしたらいいの？」と思われたのではないでしょうか？

古代中国の孫氏はこう言いました。**「彼を知り己を知れば百戦殆からず（かれをしりおのれをしればひゃくせんあやうからず）」**と。「敵と自分の状況を正しく把握すれば、何度やっても戦いには負けない」という意味になります。

マーケティングも同じです。自社の事と競合他社の事、そして顧客の事を正しく把握すれば成功がグッと近づきます。そのために利用するのが3Cというフレームワークです。

- **Company（自社）**
  - 自社の強みは何ですか？武器は何ですか？
- **Customer（顧客）**
  - お客様はど人か？どう言うニーズを持っているか？
- **Competitor（競合他社）**
  - ライバルの会社はどこか？どんな強みを持っているか？

この3つの視点から考えます。

まずCustomer（顧客）から考えましょう。**顧客を中心にして考えることを「マーケットイン」と言います**。どのようなお客様が自社の商品を購入してくれているのか？できる限り具体的に用意します。

その際、**「ペルソナ」**を設定すると、関与する人たちの意識を統一しやすくなります。ペルソナは典型的な顧客の1人をできる限り具体的に表したものです。年齢、性別、住所、家族構成、年収、趣味、特技、1日のルーティン、イメージ写真など、できる限り具体的な1人のユーザーを設定しましょう。

より細かく具体的に設定することで、どういう人なのかという意識をチームやクライアント、外部パートナーと共有できます。ペルソナを中心として施策を考えることで、関係者の意識のズレをなくしましょう。

![具体的なペルソナの例](https://school.kiyosuru.co.jp/wp-content/uploads/2026/06/image-1-1024x559.png)
ペルソナの例。かなり細かく設定することで、チームの意識が共有されます。

次にCompetitor（競合他社）について考えます。詳細な商品や企業戦略・戦術などについてまではわかりませんので、表面的な情報でわかる範囲から考えます。この時に4Pを使って考えてみましょう。

- **Product（製品・サービス）**
  - どんな特徴の商品か、どんなパッケージか、誰に向けた商品か
- **Price（価格）**
  - 通常価格は？キャンペーン価格は？仕入れはどのくらいかかってそう？
  - 単品購入か？サブスクリプションか？
- **Place（流通）**
  - どこで売られているか？
  - 実店舗か？自社サイトか？楽天・Amazonなどのモールか？
- **Promotion（広告宣伝）**
  - どういう宣伝をしているか？CM？ネット広告？YouTuberコラボ？

最後にCompany（自社）について考えます。自社もCompetitor（競合他社）で考えたように、4Pを使って考えると、競合他社との差別化要因や特徴の違いがわかります。そしてどの部分がCustomer（顧客）に響いているのか、ペルソナの気持ちになりきって考えましょう。そうすれば、より顧客に選ばれる商品・サービスを作る事ができます。

- **Customer（顧客）が求めていて、Competitor（競合）が提供できていないものは？**
- **Company（自社）だけが提供できる強みは？**

上記の答えを3C分析で見つけてみましょう。顧客が求めているけれども、他社は提供できず、自社だけが提供できる何か…これをマーケティング用語で**KBF（Key Buying Factor＝購買決定要因）」**といいます。顧客が他社でなく、自社を選ぶ決定的な理由のことを指します。

自社のことだけでなく、お客様のこと、そして競合他社のことも調べることで、適切なマーケティング施策を選択することができるでしょう。

### 考えてみよう

あなたの会社もしくは部署のプロジェクトで取り扱っている商品・サービスについて、3C分析を行ってみましょう。

その際、まずはCustomer（顧客）→Competitor（競合）→Company（自社）の順で考えてみましょう。

Customer（顧客）については、実際に商品・サービスを購入してくれている人を思い浮かべながら、具体的なペルソナを考えてみましょう。
